前回の記事に引き続きDashのマスターノードについてです。
マスターノードは固定株?
まずは3月26日の私のツイート
このツイートの後、Poloniexで$44.9まで下落したんですけどね💦$Dash のマスターノードのROIは現在の価格で年利に換算すると9.07%。マスターノード数は4177。現在Dashの発行数量は7,187,072DASHなので、マスターノードで58%を占めていることになる。株式に例えると固定株が58%、浮動株が42%といったところだろうか。— とみ三 (@samurai3311) 2017年3月26日
$117.8の大天井から61.88%の下落でした⤵
ちなみに私は所有しているDashの大部分を3月19日に$112で掴んでいます。でも、損切りする気は全然ないです。(ビットコインが暴落している時で、乗り換えるならDashだ!と思ったんですよね。)
マスターノードシェア
さて、本題に入ります。
マスターノードを建てるには難題があります。
一つは、1,000DASHを所有しなければならないこと。(私ももちろん所有していません。もっと安かった時にDashを知っていれば当然1,000DASH買うことを検討していたと思うのですが…)
もう一つは、マスターノードをセットアップするための専門知識。(私も興味はあるんですが、知識がないので難易度が高いです。)
しかし、こちらのサイトでも紹介されていますが、技術がない人のためにマスターノードのホスティングサービスがサードパーティにより提供されています。月額が$7~22とのことです。もちろんこれらのサービスはDashが公的に関与しているものではないので、そこは注意が必要です。
実を言うと、1,000DASHに到底届かない私が報酬を得るために利用しているのはこれらのサードパーティによるマスターノードシェア(Masternode Shares)というサービスです。
文字通りマスターノードを他の人と共有するサービスです。
dashmasternode.orgのサイトではMasternode.meとSplawik’sの2つのサービスが紹介されています。
私は最低預金額が25DASHでホスティングとメンテナンスの手数料が報酬額の15%のMasternode.meを選びました。
持ち逃げされちゃうんじゃないかという心配はもちろんありました。(日本語で誰かマスターノードシェアについて解説してないかなと思って検索してみたんですが、見つかりませんでした。おそらくマスターノードシェアを日本語で紹介したのはこのブログが最初ということになると思います😎)
しかし、私がMasternode.meを信頼したのは下記の理由です。
- 預ける資金の使用目的がはっきりしている。
- 運営者のmoocowmoo氏はDashコミュニティから信頼されている人物である。
- メールでの質問に明確に答えてくれた。
彼の答えは
私は一種のデッドマン装置を持っています。私が30日間サーバーにログインしなかった場合、マスターノードが自動的に清算されるシステムを構築しました。というものでした。 そういうシステムを構築する発想自体私にはないので、非常に優秀な人物だと思いました。
ちなみに私は英語ができないので、GMOスピード翻訳を利用してメールのやりとりをしました。スピード翻訳というだけあって迅速に対応してくれました。
マスターノードシェアへのデポジット(入金)
デポジットですが、仮想通貨の送金に慣れていれば非常に簡単です。
Masternode.meのマスターノードシェアは25DASHを1株として合計40株で構成されています。したがって、送金するDashは25の倍数でなければなりません。
送金は指定されたデポジットアドレスにローカルウォレットから送らなければなりません。なぜなら報酬と解約時の出金はそのローカルウォレットのアドレスに送られて来るので。
間違っても取引所から送金してはいけません!
私はTREZORから送金しました。
Dash公式サイトに掲載されているウォレット
私のデポジットは無事に完了して、PGP署名付きの領収書がメールで届きました。この領収書メールをMasternode.meのEメールアドレスに送ることで預けたDashの出金ができます。
※ただし、出金できるようになるのは入金から60日後です。
追加でDashを預けたい時は25の倍数のDashを同じデポジットアドレスに送ればいいそうです。
報酬の支払い
まだ入金したばかりで、ここからはまだ未知の領域なのですがわかっていることを書きます。
自分のウォレットに報酬が送金されて来たらこのブログで報告させていただきます。
もしも送金されて来なかった場合は笑ってください。
ちなみに予算案への投票はまだサポートされていないとのことです。
公式の有利子アカウントが登場する予定
ここで朗報があります。Dashの開発チームは現在、公式の有利子アカウント(いわばオンライン預金口座)を開発中です。これはマスターノードシェアに代わるものになるのではないかと私は憶測しています。
完成は1年から3年のうちのようです。
これは仮想通貨界に革命をもたらすと私は見ています。
マスターノードシェアとの違いは、秘密鍵を所有者が保持したままでいいということみたいです。これは銀行の預金口座との決定的な違いでもあります。(私が今味わっているドキドキは近い将来味わえなくなるということですね。)
下はDashの顔でもあるアマンダ・B・ジョンソン女史の動画です。
マスターノードのセットアップとマスターノードシェア、さらに開発中の有利子アカウントについて解説しています。
もともと彼女はThe Daily Decryptという暗号通貨の解説チャンネルを運営していたんですが、Dashに将来性を見いだして、現在はDash専属の解説者のような存在になっています。彼女はDashの予算を獲得してこのDASH: Detailedシリーズを制作しています。
私は英語が聴き取れないのでYouTubeの字幕と自動翻訳機能を使って視聴しています。
アルトコインでできることはいずれビットコインでもできるようになるという意見もあるかもしれません。しかし、今回の記事で紹介したような所有しているコインで金利を得る仕組みをビットコインが公式に採用するのは非常に難しいのではないかと思います。
Dashは天下を取りに来ていると私は感じています。
ビットコインはもちろんイーサリアム、リップル、NEMの支持者は日本にも結構多くいると思うんですが、Dashの支持者はまだほとんどいないという印象を持っています。(Twitterや取引所のチャットを見ていての印象です。)
これは日本でDashを扱っている取引所がなかったことが原因でしょう。
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この記事を書いている時点では、CoincheckからDashを外部に送金する機能はまだ実装されていませんのでご注意下さい。
【2017年6月29日追記】
CoincheckでDashの入出金が可能になりました。
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